白露 四季を肌で感じる

東洋哲学

今日から二十四節気〈白露〉です。朝晩の気温差もありますし、まだ蒸し暑いとはいえ少しずつ季節が移り替わっているのを肌で感じます。

〈2023年 白露の記事はコチラ


古来から日本人は四季折々の自然や慣習に沿って暮らしてきました。

しかし近年は昔のように暦通りに「この時期に〇〇の種を蒔く」といったように当たり前に農作業をしていても良い農作物ができないので、日本の農業の風土も変わりつつあります。それだけ気候変動が風土にもたらした影響は大きいと思います。

〈四季が日本特有のものである〉と錯覚してしまいがちですが、実は日本以外にも四季がある国はたくさんあります。もちろん気候区分が異なるため、全く同じとは言えませんが。

実は日本を海外に紹介する書籍などを読むと、日本にしかないような口ぶりで書かれている事が非常に多いと感じますが、それだけ日本は四季折々がはっきりとしているという点が観光においては魅力的なのでしょう。

例えばこれからの季節だと、「紅葉を観たい!」という目的で来日する外国人観光客も多いでしょうし、それこそ歴史的建造物や神社仏閣の敷地内の紅葉が大人気ですよね。

人間は情報の90%を、視覚から得るとされています。個人的には、五感のうち視覚から四季を感じるのもいいのですが、他の感覚を研ぎ澄ませてみることも大切ではないか?と考えています。もちろん五感だけではなく何かのビジョンであったり、その季節特有のものをキャッチできることもあるでしょう。

うまく文章化できませんが、世間一般にとらわれない、そういった四季の楽しみ方もアリではないかと思っています。

そう言いつつも、なんだかんだ秋が訪れると写真を撮りたくなってしまうものです。

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