トウキビ全滅、天敵現る

いきもの

7月の話ですが、実家のとうきび(トウモロコシ)が食い荒らされてほぼ全滅に近い状態になってしまいました。(トップ画像のトウキビは、頂いたものです)

祖母が手間暇かけて育てたトウキビは家族や親戚はもちろんのこと、祖母自身も収穫を楽しみにしていたので、かなりショックだったそう。

畑の網を突き破った形跡もあり、ネズミの食い方ではないな…と思い調べたところ、アライグマ犯人説が浮上しました。

実は数年前から「河淵にアライグマが住んでいる」という噂は聞いたことがあり、近隣のおじさんも昨年アライグマにトウキビを全て食い荒らされたという事件がありました。


〈アライグマ〉と聞くとラスカルを思い浮かべる方も多いでしょうが、その可愛らしい風貌に反して獰猛な性質を持っています。野生のアライグマを見かけたからといって、決して触ろうとしてはいけません。

日本ではアライグマは特定外来生物に指定されており、全国各地で急増して農作物の被害が深刻化しています。

なぜこんなに増えているのか?というと、もともとはペットとして海外から持ち込まれたものが逃げ出したり無責任な飼い主が放したことが原因です。神戸市では、アライグマに並んでヌートリアによる被害も急増していますが、このヌートリアも特定外来生物です。


話はアライグマ事件に戻りますが、早速祖母と母がホームセンターへ向かいワナを買いに行ったのですが、どうやら現在は規制があり昔のように販売されていないそうです。

そこで、札幌市の環境局のアライグマ相談ダイヤルに電話するように勧めたところ、箱ワナを1カ月貸出してくれることになりました。

「キツネやペットが罠にかかった場合は、必ず逃がしてあげてください。」という条件の元で畑に設置しましたが、その後もアライグマが捕まる気配はありませんでした。おそらくトウキビを食べ尽くしたので「もうこの畑に要は無い」ということなのでしょう。

他にもAmazonでアライグマ退散グッズを購入しましたが、今年はもう必要なさそうですね。来年こそは、しっかり対策しなくてはなりませんね。

〜あとがき〜

ところでトウキビ農家さんは、アライグマ対策をどのようにしているのでしょう?とても気になります。

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