音のもつ波動とサンスクリット語

インド

画像はインドのタージ・マハールです。今回は、サンスクリット語と波動について少しだけお話したいと思います。

サンスクリット語ってなに?とはじめに疑問に思う方が多いと思います。

実は日本語とも切っても切り離せない関係にある言語で、古代インドで使用されてきたインド・ヨーロッパ語族の中でも古い言語です。

例えば、日本の仏教用語の元がサンスクリット語から来ていることが多いです。なので、サンスクリット語に関してはお坊さんの方がかなり詳しいはずでしょう。「でもどうしてインドの言葉が日本に?」となりますが、サンスクリット語は仏教経典と共に中国から日本へと渡ってきたのです。


今では〈サンスクリット語を言語として活用する話者ほほぼ存在しないので、現代では死語〉とされていますが、サンスクリット語は主に北インドで話されいているヒンディー語の元になった言語です。そういう意味では、サンスクリット語のエッセンスはまだ現代に生きているといっても過言ではない気もします。

そしてインドは今や世界人口1位の国。ヒンディー語話者も世界的に見るとかなり多いです。

【世界の言語】使用人口と使用状況 | 【翻訳会社】インターブックス の翻訳外注ノウハウ (interbooks.co.jp)

ランキング上位10位内にヒンディー語、ベンガル語、ウルドゥー語が入っているのが興味深いですね。ちにみに日本語は13位。英語や中国語(北京語)が上位にランクインするのはなんとなく想像がつきますが、インドの言語がこんなにも世界で多く話されているとは、意外に思った方も多いのではないでしょうか。


ヒンディー語に関してはどうか分かりませんが、サンスクリット語の発音はとても厳しく正確性が求められ、経典を読む時も少しでも間違えてはいけない!という程、厳格なものだったそうです。

それは、音の持つ意味合いや波動を重要視していたからです。これはなにもサンスクリット語に限った話ではないのですが、それだけ言葉=波動は古来から大切にされてきました。

日本の祝詞に関しても同じようなことが言えますし、子供の命名に関しても音の波動・意味合いをじっくりと考えて名付ける親御さんもいます。

音の波動の話は、実は私よりも院長の方が詳しいので、気になる方は是非院長に会った時に聞いてみてください。


ちなみに龍樹鍼灸院の龍樹(りゅうじゅ)の由来についてよく聞かれますが、実はたくさんの意味合いを持たせていますが、「龍樹」は実存したとされるインドの高僧・ナーガルージュナ(サンスクリットではनागार्जुन)が由来です。

音と波動、サンスクリット語に関して、本当はもっとたくさん書こうと思っていたのですが今日は時間があまりないので、今回はこのくらいにしておこうと思います。


~あとがき~

この間郵便局へ行った時に、職員の女性から「なんと読むんですか⁉」と聞かれたのでりゅうじゅです、と伝えると「へぇ~!!かっこいい名前ですね!」と言われたエピソードがありました。

漢字は違えど、今回のパリオリンピックに出場していた柔道の永山竜樹選手も同じく「りゅうじゅ」と読みますね。りゅうじゅの名前がどんどん浸透していったら嬉しいなと思っています。

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