今日から夏土用入り

東洋哲学

さて、今日から夏土用入りとなりました。

2024年の土用期間は、7月19日㈮~8月6日㈫までです。土用の丑の日はこの期間に2回あり、7月24日㈬、8月5日㈪となっています。

〈2023年の夏土用の記事はコチラ


どうしても「土用の丑の日」と聞くと鰻を食べるイメージが浮かびますが、実は鰻に限らず「う」のつくものを食べると良いとされています。

例えば、梅干しはクエン酸が豊富で熱中症予防にも注目されている食べ物ですし、今が旬の冬瓜やスイカなどのウリ科の果実には清熱利尿作用があります。

土用期間は1年に4回あり、夏と冬の作用が特に強く、季節の変わり目=体調を崩しやすい時期です。食養生しつつも鍼灸治療を受けることで、身体が酷暑や季節の変化にも対応できるようになっていきます。


毎年この時期に全国で多発する水難事故、体調不良、思わぬトラブル…etc. 土用期間にはこれまで内在していたものが表に現れやすく、「いつも通りに進まない」「病状が長引きやすい」などの負の作用にも要注意です。

この辺の内容に関してはもっと長々と書いても良いのですが、あまり難しく捉えずにシンプルに「夏のこの時期はふだんより気を付けよう!」と、ちょっと頭の片隅においてもらうだけでも日常にプラスになります。

~あとがき~

鰻ばかりではない、と書きつつもやっぱり鰻が食べたくなってしまう土用の丑の日。昨年は食べる機会を逃した鰻を今年はゲットしました。鰻の握り寿司、頂くのが楽しみです。

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