今やスーパー・ネットショッピング、どこででも頻繁に見かけるGAVA(ギャバ)入り食品。
ストレス軽減、睡眠の質改善、中性脂肪を減らす…etc.とにかく身体に良いことばかりのGAVAですが、私自身あまり意識して摂取したことがなく、「本当に効くんだろうか?」とずっと思っていました。
しかし「産前産後の不調がGAVA含有食品でかなり改善した」「GAVAに助けられた!」という話を友人から聞き、改めてGAVAへの興味関心が高まりました。
そして先日参加した勉強会で、GAVAについて触れる話がありました。
GABAの正式名称は「γ-アミノ酪酸(Gamma Aminobutyric Acid)」といいます。人間だけではなく哺乳類の脳・脊髄といった中枢神経に特に多く存在する神経伝達物質のひとつであり、主に交感神経の働きを抑制することから、ストレスの緩和や睡眠の質を改善する作用があるとされています。
さらにGAVAは代謝にも関係しているため不足すると、どれだけ栄養価の高いものを摂取しても代謝が悪くなり効果が半減してしまいます。
昔と比較すると、GAVAが多く含まれている食品を日常の食生活から摂る機会が減っている現代日本人は、明らかにGAVA不足です。サプリをあれこれ摂ってもイマイチ効果を実感できないという理由にも、納得です。
日常的にGAVAを意識するなら、玄米、発酵食品、小魚の頭、そして今が旬のトマト・キュウリといった夏野菜に多く含まれています。サプリからの摂取もいいのですが、季節の旬の夏野菜をおいしく味わいながらGAVAをとりいれるのが正に理想です。
実は、GABAは体内ではグルタミン酸から作られています。うま味成分として知られているグルタミン酸を多く含む昆布、鰹節、海苔、大豆製品、ゴマといった日本の伝統的な食事と組み合わせるのが理想的です。食の欧米化が進み、和食を全く食べない・好まないという人もいるようですが、栄養価と健康面も考えれば日本食は最適です。
〈根こんぶだしの記事はコチラ〉
物価高で野菜が高いこのご時世ですが、商店街などでは新鮮野菜が安く手に入ります。食材の仕入れ・調理の工夫ひとつで日々の食事の見直しと健康維持ができますし、私自身ずっと心がけていきたいと思います。
~あとがき~
夏野菜のキュウリを使った和え物を作ってみました。ちょっと大葉を山盛りかけすぎましたが、ゴマ・ごま油の香ばしさがクセになります。
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