不調と春芽吹く

東洋哲学

少し暖かいような気もしますが、日曜日のように雨が降ってまだ冷え込む日もあり、春が待ち遠しいという方も多いのではないでしょうか。


東洋哲理では、この世の一切合切が陰陽で成り立ちバランスを保っていると考えます。その陰陽の中にも、またそれぞれ陰陽があったりと細分化できるのですが、太極図が正に陰陽循環を表しています。

季節も陰陽バランスの移り変わりによるもので、春は陽気が満ちて盛んになり、植物は種子から芽を出します。

実は植物だけでなく、人間も同様に身体に内在していたものがどんどん芽吹く時期でもあるのです。それは良いものも悪いものも両方を含みます。

世間一般には「自律神経が乱れやすく不調を起こす時期だ」とされていますが、東洋哲理思想では陰陽リズムの推移で説明されています。

例えば3月は正東、春、卦象は〈震〉。

動植物や物事が躍動する様子を表していますが、自然現象で言えば地震や雷も含みます。

ここから分かるように、春は心も身体も荒れ模様になりやすいのです。

ちなみに今日は雷と竜巻の夢を見たのですが、正に春雷、春一番を表現しているなぁと思いました。


〜あとがき〜

トップ画像は、奈良県橿原市で撮影した飛鳥川の亀さんです。日向ぼっこをしているのがかわいいですね。

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