「ダ・ヴィンチ・コード」美術・映画など、中学生の時の話

美術

お正月に私の好きな映画「ダ・ヴィンチ・コード」が地上波で放送されていたので、皆で鑑賞していました。

私は何度も見たことがあったのですが、今回のは拡大版だったので通常版よりとても長かったです。ネタバレになるので、物語の内容を書くのは控えておきますが、おおまかなあらすじは主演のトム・ハンクス扮する宗教象徴学者・ロバート・ラングドン教授が絵画に隠されたコードを辿り、事件の真相を解いていく暗号解読ミステリー。

「長い!またCM!?」「話が全然すすまない!」とみんな文句を言いながらも、じっとTVの前に座って頑張って見ていました。ついには飽きて寝だす人もいたのですが、忍耐力がないと見れない映画なのかもしれません。(インド映画は基本的にもっと長いのですが)ダ・ヴィンチ・コードは宗教、美術、シンボル、歴史が好きな方なら、ワクワクしながら見れる作品だと思います。

映画では「最後の晩餐」について触れる部分もありますが、この絵画はルーブル美術館には無くてイタリア・ミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会内の修道院にあります。どうしても現物を見たくて、だいぶ前にイタリア旅行計画を立てましたが結局頓挫して行けずじまいでした。


私は小説「ダ・ヴィンチ・コード」の原作者、ダン・ブラウンの著書が好きなのですが、実はダ・ヴィンチ・コードよりも「天使と悪魔」の方が展開が早くて見やすいと個人的には思います。こちらも映画化された作品です。


中~高校生の時は美大志望だったこともあり宗教絵画・シンボルの意味については結構詳しいつもりでいたのですが、シンボルについては院長の方がもっと詳しいです。以前シンボルの本を院長から借りたことがありましたが、非常に興味深いものでした。

当時はダ・ヴィンチの描く中性的な洗礼者ヨハネに惹かれ、「こんな人が身近にいたら良いな」と思っていました。ダ・ヴィンチ特集の本に載っていたヨハネをコピーしてノートの表紙に貼り付けたり、授業そっちのけで模写していました。モナ・リザもそうですが、男性にも女性にも見えますよね。左手には十字架、天を指すヨハネの右手は諸説ありますがイエス・キリストの再降臨を示唆している、と言われています。


ちなみに中学生の時は、生徒手帳には尊敬する芥川龍之介のコピーをずっと挟んでいました。ヨハネも芥川龍之介もタイプは全然違いますが、「素敵!」と思ったらすぐに手帳やノートに貼り付けるのが、当時は習慣になっていました。

他にも社会化のノートには、歌川国芳の猫の百面相・忠臣蔵のコピーを貼り付けていました。

ノート提出の時に、先生から「お前、なんだこの写真は~!?」と注意されることもありましたが、言い訳をしてごまかしていました。中学生なりに、自分の好きなものを表現したい、まわりに広めたいという気持ちもあったのでしょう。今思えば、まるで現代の「推し活」のようですね。


話は戻りますが実は小説「天使と悪魔」は、短大生の時の冬休みにドはまりして一気読みした作品です。なので映画化されると知った時はワクワクが止まらなかったし、映画館では怪しいエンブレムのオリジナルグッズもたくさん買い漁りました。


同時に、ステファニー・メイヤー著のヴァンパイヤと人間の恋愛小説「トワイライト」もその時期に読んでいたのですが、なんだか後半に進むにつれ読む気がどんどんなくなってしまいました。翻訳がくどいせいかな、とも思うのですが…

トワイライトも映画化され、日本でも人気を博した作品です。人気俳優のクリステン・スチュワートロバート・パティンソンテイラー・ロートナーを起用したのもヒットの要因でしょう。


映画でもドラマでも、最初のシーズンの方がワクワクドキドキして、物語が進むにつれてなんだか物足りなく感じてしまうのは私だけでしょうか?

私は別に飽きやすいタイプというわけではないのですが、物語の最初の謎に包まれた感じや、「この後一体どうなるのだろうか?」といった気持ちが後半になると薄れていくからそう感じるのかもしれません。ドラマのウォーキング・デッド、ゲーム・オブ・スローンズなども最初のシーズンの方が好きです。


昔は頻繁に映画をGEOやTSUTAYAで借りて観ていましたが、最近は多忙すぎて全然観れていないです。観る暇がないので、アマプラも去年解約してしまいました。

しかし「映画やドラマを通して仮想体験をすることの重要性」「作品を通して伝えたかったメッセージは何か」と、映画やドラマを観るのは良いことだと院長が以前話していたので、できればまた時間をつくって観たいですね。

今上映中の作品で気になるのは実写版ゴールデンカムイ、アクアマン/失われた王国、です。ゴールデンカムイは原作ファンですが、実写映画の再現性がすごい!と口コミで話題になっているので気になります。

アクアマンは、一作目が結構面白くて映像も綺麗でした。なにより主演にジェイソン・モモア(ゲーム・オブ・スローンズのカール・ドロゴ役)を起用したのが良いと思います。

インド映画のバーフバリ、RRRがまだ全然観れていないのが心残りですが…

~あとがき~

一時期、ルイ・ヴィトン×ジェフ・クーンズのコラボで〈モナリザ柄のバッグ〉が販売されていて、とても気になっていました。庶民にはなかなか手の届かない金額ですし、中古でも結構な値段です。それに持っていたら目立ちすぎるし、すぐに盗まれそうです。モナリザの他にも第2段でモネのバージョンなんかもあります。

モナリザがバッグに!?ルイ・ヴィトンとジェフ・クーンズのユニークなコラボレーション
アート界で最も影響力のある巨匠たちとコラボレーションを続けてきたLOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)が気鋭のアーティストとコラボレーションする話題のプロジェクトの新作が、ついに本日発売を開始!NY在住の現代アーティスト、Jeff Koons(ジェフ・クーンズ)が切り開く新たな歴史に期待が寄せられます。

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