1/27(土)龍樹会 遠くの目と意識の拡大

龍樹会

みなさんは普段立っている状態の時、目線はどこを意識して見ていますか?

当然、目の前にあるものや注意を引くものに目線は向いてしまいがちですが、本来はぼーっと遠くを見るような目で一点を見つめるのが良いそうです。

コツは、山河や海の地平線を見るような意識で、目の前を何かが通ったり遮るようなものがあったとしても動揺しないことだそう。

実践してみると、かすみ(経絡で言えば胆経)の部分がスーッとしてきて目と頭がスッキリするだけでなく、瞑想後のように爽快な気分なりました。


つまり田舎の大自然の環境下であれば必然的に遠くを眺めることになるので意識は広がるし、大都会の過密地域に住んだりスマホばかりいじって近くの物を見ていると視力が悪くなる上に、意識もどんどん狭くなるのです。

もちろん大都会に生まれ育ったとしても、遠くの目を持つ意識で暮らしていれば問題はありません。

大自然と大都会で住み比べてみれば、自ずと違いが分かりますが、やはり暮らしの環境が人間の意識・行動に影響を与えるという部分は否定できません。

この点においては、家相が〈特定の色、形、大きさ、空間などが人間の意識に影響する〉という事と類似しています。


遠くの目〜を実践して頭がスッキリした後は、床に横になり、伸ばした手と指先から目線を運び、お腹にグッと力を持ってくるストレッチ的な動作の復習を行いました。

これは何度も行うとかえって腰をいためてしまうため、一度で良いそうです。

後半には立った状態で足を肩幅に開き、足首を90度にして天を仰ぐような動作もありましたが、この足首の角度が重要だそうです。

先日、なんとなく院長と歌舞伎のテレビを見ていたところ「ほら、足の運びが90度になってるやろ」と言われ、確かに!と納得でした。

歌舞伎でも相撲でも、足首の角度が90度になっていました。

次回の龍樹会は、明日2月3日(土)開催です。

〜あとがき〜

東大阪のお爺さんから「恵方巻きの日本での起源知っとるか?アレ、大阪の船場商人がゲン担ぎで始めたんや。」と、教えてもらったのですが、やはりそうなのでしょうか?

おじいさんからは昔の世代の人しか知らない関西圏のディープな地理・歴史の話をいつもたくさん教えてもらうので話を聞いているのが本当に面白いですし、詳細はまたの機会に書き綴りたいと思います。

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