今回は目線の意識と呼吸で胸郭を動かす復習と、新しい動作を行いました。
目線を超えた範疇で動こうとするから身体を痛めたり怪我をする。というのが、おおまかな主旨です。
目線の範囲内で動くのは問題がないというのはなんとなく分かりますが、実践してみると納得です。
小さい子供を、見てみてください。
子どもは目線の先にある対象物へ、ワーッ!と走って行きますよね。
それが本来の自然な動きなのですが、大人は違います。目線と動作が必ずしも伴っている訳ではないから、目線の範囲を超えて身体を無理に使い過ぎるため傷めてしまうのです。
この眼球運動の鉄則が、おもしろいです。
後半は放鬆(ファンソン)、軸を保ったままリラックスする方法などの話もありました。
ちなみに「むやみに呼吸法を取り組んだらいい!」というものではないそうです。無理なく、自然体で行えなければ頸部に負担がかかるんだとか。
膝や下半身ではなく胸郭を意識することで、結果的に膝行のような動きになったのもおもしろかったです。
午前〜昼の鍼灸治療での症例の話になりますが、鼻に顕著な反応のある方ばかりでした。
関西圏では1月からスギ花粉がすでに飛来していると報道されていますし、くしゃみ、鼻詰まり、鼻水、鼻粘膜の炎症で悩まれている方が多数来院されています。
私も、鼻水に血が混じるような症状が続いていたのですが、寝る前にローラー鍼をしっかりとすると翌朝は治りました。継続的なローラー鍼による刺激によって、鼻粘膜の小さな炎症が鎮静化されたのです。
〜あとがき〜
トップ画像は、上空から見た函館山です。特徴的な地形なので、飛行機から眺めてすぐ函館山だと分かりました。
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