他院での話ですが、お正月明けに一気に状態が悪くなり、若い方でも老け込んだようになっている方が多くて驚きました。
パーキンソン病のある高齢男性については、いつも動きがゆっくりながらも自らの足で歩いて来院されていましたが、正月明けには杖をついて来られ、しかも字を書く事ができなくなっていました。
高齢者や病気のある人ほど、お正月で家にこもりっきりで動かなくなると、一気に筋力・体力が落ちてしまうのです。特に高齢者の一人暮らしの方は要注意で、たった1週間でも外出しなくなると一気に弱ってフレイルになりやすいのです。
高齢者に限らず、50〜60代の普段元気で若々しい方ですら、正月明けは足が痩せ細ったり、全体的にむくみがひどくなっているというケースが多かったです。
言うまでもなく毎日の食事と運動は大切ですが、同時に鍼灸治療を受けることで代謝も高まりますし、内臓ケアができるのは他の整体等には無い反応点治療の良さでもあります。
「自分は若いしまだ大丈夫!」
「フレイルになんてなるわけない」
と思っている人ほど、何かのキッカケで一気に弱ってしまいます。
病気・事故は起きてしまってからは遅い、対処ができない、というケースも比較的多く、どんなことでも常に予防・改善が必要です。
病気や怪我ではなく、精神的不安やストレスでもフレイルになりますから、誰もが常にフレイルのリスクに晒されていると考えてもよいでしょう。
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