高野山の繁栄と地相

東洋哲学

患者さんから教えてもらったのですが、高野山では手作り七味や干し柿のワークショップなどが開催されているそうです。

天風てらすワークショップ
癒しの天空の聖地高野山にてワークショップを開催!2023年4月30日に高野山の聖地、奥之院参道の目の前にオープンした「天風てらす」。オープンテラス付きのカフェ、セレクトショップ、ワークスペースの複合施設で食と体験を通して、心と体をパワーチャージできる空間が誕生しました。高野山や山麓の方々に講師になっていただき、山椒を使...

高野山は真言密教の聖地なので以前から興味があったのですが、私はまだ行ったことがありません。機会があれば、訪れてみたいものです。

院長は、高野山へは小学生の時に野外学習で訪れたことがあるんだとか。大阪市内在住の方も「野外学習でだいたい子供の時にみんな行っていた」と話していたので、関西圏の方々は一度は訪れたことのある場所なのでしょうか。


どの方鑑学の書か忘れてしまったのですが、高野山の地相が吉相であることが昔の書物に記されていました。

〈あんなに山奥に開かれた寺院なのに、人が絶えず訪れるのは何故なのか?〉といった誰もが思うであろう疑問に対して、「頂の窪み=吉」すなわち、地理的に吉相であるため繁栄したというのです。

どうやら高野山は少し窪んだような地形をしているようで、龍穴と同じような扱いになるみたいです。

真言宗の聖地というだけではなく、地理的な要因により人が集まったという解釈は面白いですね。

そして高野’山’とは言うけれど、地理学的には山ではないようで、方鑑学書の’窪み’もおそらく盆地についてを表現しているのだと思います。古都があり歴史的に繁栄した京都や奈良も、地形的には盆地ですね。


飛行機に乗ると上空から山々を見下ろせますが、私はいつも窓側の席を予約するので、山脈や川の流れを見て龍脈・龍穴はどの辺になるのかと、トレーニングも兼ねて一人遊びをしています。

しかし昔の方鑑学者は飛行機に乗ったりドローン撮影を使わずとも龍脈・龍穴の場所が分かったそうですし、そういった場所にはだいたい神社や寺院が建立されています。

〜あとがき〜

龍穴の探し方は色々ありますが、渦や模様がキーポイントになるとされています。

院長も身体動作において回転や渦の話をよくしていますし、自然界でも台風や鳴門の渦潮など回転エネルギーによって生み出される現象を考えれば納得できるし、あながち間違っていない気もします。

龍樹会でも回転を用いた身体活用法をこれまでも取り組んできました。〈龍樹会 緯度・経度、自転・公転の影響の記事はこちら

龍樹鍼灸院のロゴマークも回転を生んでいるものですが、実はそこに重要な意味合いを持たせているのです。

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