1/6(土)龍樹会・四艘の浮舟 神社の話

龍樹会

新年最初の龍樹会でした。お正月はゆっくりできたという人もいれば、慌ただしく過ごしていたという方もいて様々だったようです。

能登半島では大きな災害があり、被災された方は大変なのは言うまでもありませんが、そうでない方にとっても非常にショックな1年の幕開けとなりました。

神戸・大阪でも結構揺れを感じたという方が多かったのですが、実は地震があった時、私たちはちょうどこの地域の氏神様でもある神社へ初詣へ行っていました。その時に揺れを全く感じなかったので、帰宅してTVをつけて初めて地震を知り、驚いたのです。

院長は特に地震が来る前に察知することもあるのですが、神社の境内ではいろんな気が入り混じっているのでわかりにくかったのかとも思います。


神社では、日頃の感謝の気持ちを伝えました。神社は願い事をする場というより、元来は感謝を述べる場でもあります。最近ではパワスポ神社巡りも流行っていますが、ずっとそれは如何なるものかと思っていました。

真面目な信仰心があるなら話は別ですが、私は神社の持つ神秘的な部分に惹かれすぎるのもどうかと思いますし、パワスポ巡りに便乗したような「〇〇のご利益がある神社」「パワー絶大の神社!」というのはどうも嘘くさく聞こえますし、長年懐疑的に感じていました。

しかし、実際に足を運んで様々な体験をすると、「あながち間違っていないんだな」「昔の人は気の良い場に神社を建立しているんだな」というのがよく分かりました。フィールドワークのように、自分で現地へ赴き噂の真相を確かめるのが一番早いです。勿論、その時の意識状態が大切です。パワスポで有名な場所でも、実際は何もない所というのも多く、H先生も同様のことを常々話されていました。


さて、話は龍樹会に戻りますが前半は手技やストレッチ、後半は体感動作が中心でした。

誰でも知っているようなストレッチでも、ちょとしたコツでびっくりするほど柔軟性が増していきました。それは言い方を変えれば、今までのストレッチ方法が間違っていた、ということになります。

手技に関しては鉛直の動作を活用して胸椎などを調整するものを学びましたが、施術者側も無理がなく、きちんと習得したい技術です。

身体動作における表現として、身体を四艘の浮舟のように使うというのがおもしろく、なるほどと思いました。体幹=真ん中は常に平然とした状態で動く、或いは不動の状態を維持する。それにはやはり気沈丹田が基本、とのこと。

次回は1月14日(土)13:30~16:30の開催です。この日は初参加の方もいらっしゃるので、楽しみですね。

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