もうかれこれ10年くらい、夢日記をつけています。
なぜそんなことをするのか?と問われれば理由は様々ですが、時には現実世界の出来事を綴った日記よりも夢日記の方が精度が高く、遙かに役立つことがあるからです。
1年に2回ほど、時間のある時にこれまでの夢日記を読み直すのですが9割ほどが雑夢だなぁ、という印象です。
本来であれば雑夢以外の残りの1割の、精度の高い方の夢を頻繁に見なくてはなりません。まだまだだなぁと、反省です。
私の場合は、雑夢のほとんどが日常で起こったあらゆる出来事がヘンテコな状況で出てきたりするのですが、精度の高い夢は現実世界と仮想空間を融合したような場だったり、宇宙や空を飛び回っているような夢のことが多いです。
夢の中で自由にどこへでも飛び回って行けたら、タダで交通費がかからないので現実界で移動するよりも遥かに節約になりますね。なんだか得した気分です。
ここ最近は、精度の高い夢へシフトする条件下が一体何なのかを、ひたすら探求しています。もちろん、そのシフト方法は人それぞれになりますが。
中医学では、失眠多夢といって夢を多く見るのは睡眠の状態が悪く、心や肝などの不調とも捉えます。
では、夢をたくさん見るのは駄目なのか?となりますが、必ずしもそうではないと私は考えています。
夢での見え方は人それぞれで、昔の白黒映画のようだったり、紙芝居風だったり、文字の羅列だけがでてきたりと、実に様々でおもしろいものです。
私の場合は、全てが現実と同じように五感もあります。もちろん痛覚もあるので、夢で経験した怪我などの痛みもハッキリと覚えています。
夢の中で夢を見たりと、ややこしい事が起きることもよくあるのですが、夢日記をつけていると〈どの段階で意識変容が起きたか〉というのがハッキリと分かることがあります。
夢の内容が印象的で衝撃的であればあるほど、覚えているものです。
しかし、「夢を見たけど、覚えていないから書けない」と言われることがよくあるのですが、それはそれで良いのです。
夢にずっと捉われる必要性もないので、全てを覚えておくこともないのですが、中には重要な暗示があることもあるため、夢日記を単に推奨しているだけです。
「夢の内容を起きた時はハッキリと覚えていたのに、そのうち忘れてしまう」という方は、枕元にノートとメモを置いておきましょう。携帯のメモに残しておくのも、良いでしょう。
夢日記を何度も読み返すと、共通性や一定のパターンに気付くこともあります。
〜あとがき〜
11月4日の夢日記には、海辺の浜で作業中に津波に飲み込まれたものの、気が付いたら友人と一緒に避難しており、周りにたくさんの人がいて波が引くまで安全な場所で待機してるという夢を見た、と綴られていました。
今回の能登半島地震との関連性は分かりませんが、とにかく恐ろしい夢でハッ!と目を覚まし、こんな災害が起きませんように、と思ったのを覚えています。
災害の予知夢に関しては、場所と日時が正確に見えるか、それに近い暗示がないといけないとひしひしと感じました。
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