11/18(土) 黙念師容

龍樹会

この日はお休みの方が多く、少人数での開催となりました。

実は先日、気になってスワイショウ(中国語では「甩手」と書きます)について調べていたのですが、ちょうどスワイショウについての説明を院長がしてくれたので、さらに理解が深まりました。

指先の角度、前方へ向ける場合と後ろへ向ける場合の違いがよく分かりました。

手を振るだけのスワイショウなら運動嫌いの方でも毎日かんたんにできるので、良いと思いました。


肩に力を入れ、一気にストンと落とす。これを何度も繰り返していくことで、どんどん無意識の力みも抜けていきました。

首のストレッチや体操でも同等のことが言えますが、自発的に動かそうとするとそのままグルグル回してしまうからかえって首を痛める、というのには納得です。

肩の力を入れて上方へ引き上げ、落とす。この動きを重ねても、変に痛めることはありません。


後半はバスケのフリースローのような動きもあり、楽に自然とシュートができるコツを掴みました。私がバスケをやっていた小〜中学生の時に、本当に知りたかった内容です。


そして印を組むような動作はこれまで龍樹会で何度も取り組んできましたが、そうすることで指が滑らかに動き、仕事や細かい作業がたいへんしやすくなります。

ずっと印を組むような動かしていると、サラサラスルスルと、非常に滑らかに指先が勝手に動いていくようでおもしろかったです。

腕を動かす時に、肩→肘→手首→指先という様に動くのが身体動作におけるコツだそうですが、現代人は肩口を詰めて指先だけに意識を向けて使っているため、当然疲労しやすい姿勢になっています。

実際に、患者さんでも肩関節が内旋して大胸筋、小胸筋、指先や腕がガチガチの方はとても多いです。


身体動作においても、理想、想像、思い描くものはとりあえず一旦置いておき、ありのままに受け取ることが大切なのだと学びました。


この日は〈黙念師容〉という院長の言葉が、印象に残りました。

普段あまり使うことのない四字熟語ですが、文字を見ると意味はなんとなく想像がつくかと思います。詳しく知りたい方は、院長に聞いてみてくださいね。


そしてこの日の龍樹会の翌日、驚くほど身体がラクで動かしやすく、自分でもびっくりしました。特に首・肩の動きがスムーズで、結構立ちっぱなしの事が多かったのですが、辛くなることもなく呼吸もしっかりと入りました。

鍼灸治療・セルフケアに加えて、こういった身体動作を行うことで、より一層身体の不調が改善されるのだと、身をもって改めて実感できました。

次回は11/25(土)13:30〜開催です。

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