脳震盪の鳥発見

いきもの

今朝、祖母が庭木囲いをしていたところ、地面に横たわっている鳥を発見しました。

祖母は「よくこんなとこで寝てるなぁ」と思ったそうですが、母は「家の東側の窓ガラスに激突して脳震盪を起こしたのではないか」とのこと。

家の窓ガラス・玄関フード(風除室)に野鳥が衝突することはこれまで何度もあったので、今回もそうだろうと推測したようです。

私はモズかな?と思ったのですが、母曰くゴジュウカラではないか、とのこと。

衰弱していたようですが、重症ではなかったようで母が温めてあげたら回復し、元気に飛び立っていったようです。

しばらく母の手から離れず、見つめ合っていたそうです。

それにしても、庭作業中の祖母に踏み潰されずに発見されたのは、幸運だったと思います。


野鳥は性格が荒いと思っていたのですが、ゴジュウカラは人間をあまり恐れないようですね。


私が中学生くらいの時の話ですが、近所の東光ストアの駐車場で怪我をしたモズがずっと鳴いていた事がありました。

鳴き声が荒々しく、これは何かおかしい!と察知した母と近づいたら、羽が変な方向に曲がっていました。

可哀想なので母が段ボールに保護して動物病院へ連れて行ったのですが、動物病院では野鳥に対して処置ができず、羽が骨折しているようなのでもう飛べないのではと先生に言われて、とても残念な気持ちになりました。

モズは衰弱して、翌日死んでしまいました。

野鳥を捕獲したり飼育することは法律で禁止されているため、動物病院でも当然処置ができなかった、というわけです。

法律に関しては当時動物病院の先生に聞いて初めて知りましたし、その時はどうにもできないケースだったので仕方ありませんが、子供ながらに悔しい思いをしました。


では、ケガをした野鳥を見つけた時に、一体どうしたらよいのでしょう。

日本野鳥の会によると、各都道府県の野生鳥獣担当機関に相談して指示を仰いでください、と記載があります。

日本野鳥の会 : ケガをした鳥を見つけた
ケガをした鳥を見つけて、放っておけないと判断した場合は、各都道府県の野生鳥獣担当機関に相談してください。 野鳥を捕まえたり飼育することは法律で禁止されています。違法捕獲と誤解されないためにも、必ず担当機関に連絡し、指示を

今回は野鳥がすぐに回復して自ら飛び立っていきましたが、重症の場合は野生鳥獣担当機関に相談しなくてはいけませんね。


〜あとがき〜

今朝8時頃に家の近くの線路内に鹿が現れ、電車は急ブレーキ、急停車。

鹿は家の前の公園に逃げ、その後どこかへ行ったそうです。

最近、畑にも鹿が来たそうで白菜が食べられてしまうのでは、と心配しています。

キタキツネはよく見かけますが、あの辺で鹿は珍しいですね。今月18日には近隣で熊の目撃情報もありましたし、野生動物にまつわるニュースが近頃増加していますね。

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