冒頭は鍼灸の皮膚刺激の話や、こころの在り方などでした。
今回、意識と時間軸の話がありました。例えば、「この人と一緒にいると時間があっという間に過ぎる」というのと、逆に「この人と一緒だと時間が過ぎるのが遅いなぁ」と、相手によって時間の早さに大きな差があるように感じた経験はないでしょうか？
実は各々の持つ意識が、空間内にいる人の時間軸に変化をもたらすのです。
つまり、「どんな意識をもっているか」で老化速度も違うのです。アンチエイジングを実践するなら、鍼灸や美容皮膚科や食生活の改善も良いのですが、まずは意識そのものを変えなくてはなりません。
院長が長年実践している「年齢を数えてはいけない」というのも、そのひとつですね。
後半は、護身術的な動作が中心でした。
前回学んだ「膕（ひかがみ）」の動きを復習・応用編のように私は感じたのですが、基本的な動作だそうで、昔の日本人は自然とできていたそうです。
刃物を持った相手が勢いよく突進してきた時、どのように対処をしたらよいのか。うずくまったり逃げると余計に刺されるので、相手を封じる動きをとります。
刀や長い棒で襲われたときも同様に、相手の動きを封じることが大切です。ちょうど、紙製のロールがあったので、それを使って院長とIさんが実践してくれました。
世間一般的な護身術を学ぶのも良いかもしれませんが、基本的な身体動作を体得すれば、咄嗟の時に自然と動けますし、女性や体格が相手より小さい場合でも封じることができるので、龍樹会で学んだことは役立つことばかりだな、と常々思います。
あとは「正座」ではなくて「半座」の状態からの立ち上がる動作、さらに刀を持った状態でどうやって相手に切りかかるか・防御するか、なども学びました。
膝にドスンと身体全体の力を乗せるのではなく、スルスルと重心移動で動く膝行のような動作や、半座からスムーズに立ち上がるのを、個人的にはもっと学んでみたいと思いました。
最後に、ふくらはぎの手技をペアで行いましたが足が軽くなり、動きやすくなりスッキリしました。
次回の龍樹会は９月９日(土)13:30～16:00までです。
追記:今日も美味しい差し入れをありがとうございました。
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