8/12(土)龍樹会 関節のしなやかさ

龍樹会

この日は前半は手足の関節の柔軟性についてと、後半は久しぶりに足関節の調整も行いました。

手首と仙骨・腸骨の関係や、脛骨、腓骨、距骨、踵骨、楔状骨、立法骨…etc.細かい関節の部分についても話されていました。


普段、私たちは手を大きく使っているつもりでも、実は疲労度の高い動きをしています。武術の達人は「手の内を使えているかどうか」を、必ず重要視されているそうです。

実は手を小さく使う事で、スムーズにスタスタと前へ進め、特に手の対立筋を動かすのは武道の世界でも共通することなんだそうです。

握力だけでなく、手を細かく使う意識が大切です。つまり、筋力が全てではないのです。

歩行時にベタ歩きするのではなく、足関節をしなやかに、且つまとまって動かさないと、足を痛める原因にもなりますし、足の動きが悪くなる一方ですから、足関節をしなやかな状態に保つ重要さがよく分かりました。


足指で絵を描いたりピアノを弾く技は、一見人間離れしているように見えますが、足関節と指の柔軟性があれば為せることです。日頃から柔軟に色んな方向へ動かすのは大切ですし自分自身でできないこともないのですが、1人では難しい動きもあるので、他動的に動かしてもらう方が良いです。

また、ギターや三味線、太鼓などの楽器を演奏する方は無意識に天地と跳ね返るエネルギーの力を感じているんだそうです。もちろん、他の楽器や演舞する方も同様です。


後半は、鉛直の動きを用いた身体の動かし方を行いましたが、私は肋骨を痛めているので見学をしていました。

他にも皮膚からの伝達の話、喜びの表現と動作についてなど、今回は盛りだくさんの龍樹会でした。久しぶりに参加された方も「おもしろかった!」と、たいへん満足されていて良かったです。

次回は8月19日(土)13:30〜16:00までの開催です。

写真は、本日の治療の様子と差し入れです。いつもありがとうございます。

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