ポールスポーツ

まだ馴染みのないように感じるポールスポーツですが、日本でも競技者が増え、レベルが上がってきています。鍼灸学校の同級生や身近な方でも、ポールスポーツを学んだり指導しておられる方は結構多くいらっしゃいます。

一時期はダンサーの先生から指導して頂いたり大阪のスタジオにも通っていましたが、鍼灸学校に通い始めたりで多忙になり、残念ながらすぐ辞めざるを得ませんでした。

ポールそのものが回転する〈スピニング〉は、最初は目が回って吐き気がすごかったのですが、何度も練習していくうちに慣れてきて平気になってきます。他のスポーツと同様に平衡感覚が大切なので、内耳点にしっかりとローラーをして臨みたいスポーツです。

スピニングだと容易に回れるので、初心者で実力がそこまで無くても上達した気になってしまいがちです。まずはスピニングではなく、固定されたポールの〈スタティック〉で着実に基礎を学び、トリックを覚えていくのが良いと教わりました。

ポールスポーツの面白いところは、全て独学で始めて、世界大会に出場している選手も多いという点です。

HIP HOPダンスにしろポールにしろ、昔は身体をガチガチに硬めて使っていたので、思うように動けていませんでした。

身体が重いまま動いていたのでどれだけ頑張っても動きが遅鈍で、のそのそとした感じになるのです。

しかし、龍樹会で実践や養い方が身につけば、自然と動けるのではないかと今は思います。

当時の先生から習った時は、「常に足先・指先への意識を忘れないように。」と言われましたし、実際に院長も、「ダンサーは自然と身体の運び方を身につけているし、足先・指先までの意識をしっかりと持っているから動きが綺麗に見える。例えば、バレリーナは腕だけを伸ばしているのではなく、肩甲骨から指先までを運ぶ意識を持っているから腕が長く見える。」と、共通の事を話しています。

また色々落ち着いてきたら、取り組んでみたいものです。バルコニーやサンルームが広いので当院にも設置できない事はないのですが、それよりもまずはベッドスペース増設が優先ですね。

ちなみに、レッスンの時はこのヒールを履いていたのですが、ここ数年はまともに履いていないので今だと足元がグラグラで歩くことすらできなさそうです。