神戸は吉相?(前編)〜六甲山系からの水脈〜

東洋哲学

世界に類を見ない程、地理風水哲理に沿って建設された風水都市・京都。

これは誰もが周知のことですし、江戸城の結界や、地図上の特定の神社を線で繋げると五芒星になるレイラインの話などもご存知の方は多いかと思います。

歴史的に見ても、古来から建立場所と地理風水・呪術は切っても切り離せない関係で、基本的には吉相且つ「龍穴」の地を選んでいます。

「じゃあ、神戸はどうなの?」と疑問が湧いてきます。

以前母校でお話しさせて頂いた時に神戸の地相について触れましたが、ざっくり観ても北の六甲山、南に広がる海、西の大きな交通、東の生田川という四神相応の地形です。

三ノ宮周辺を主軸に観て考えた場合の話になりますが、やはり吉相になります。

https://ja-jp.topographic-map.com/map-dnpbtf/神戸市/?center=34.69307%2C135.19432&zoom=11

しかし六甲山脈系の山々の傾斜が急であり、海へ一気に流れ出る川が多いことから、北・水気が旺盛であると私は捉えています。

神戸にはあまり水害のイメージはなかったのですが、調べると過去に大きな水害が起きています。

神戸市:過去の神戸市での水害
神戸市

その中でも、1938年の阪神大水害は甚大な被害をもたらしました。

https://www.kkr.mlit.go.jp/rokko/S13-2/index.php

しかし、水気が旺盛というのは悪い事ばかりではなく、水源が豊富という点にも繋がります。

神戸は都心部でありながらも湧水が出るという珍しい都市です。

当院から歩いてすぐ南側の所に、有名な「神戸ウォーター/神戸クアハウス」があります。ここでは六甲布引の水を、24時間汲むことができます。



https://kobe-kua-house.com/water/

六甲山系・布引の滝からの水脈がここへ流れ、さらに二宮神社へ繋がるようです。おそらくこの周辺が龍穴となるのでしょうが、布引の滝・二宮神社の逸話に関してはまた別の機会に書きたいと思います。

布引の滝や布引貯水池周辺はハイキングコースとしても人気で、当院の目の前を多くのハイカーが通るのを頻繁に目撃します。

ちょうどコロナが流行する前の2019年夏のことですが、鍼灸学校のクラスメイト数名と布引の滝下流でBBQをして、良い思い出となりました。

親友が国内有数の帆立の水揚げ量を誇る北海道・猿払村の帆立を差し入れとして送ってくれたので、早速調理しました。

院長が、慣れない手つきで頑張って帆立を洗っていたのが目に焼き付いています。

この時に帆立の汁で作ったパエリアは、お店の味にも負けない程美味しくて驚きました。

それ以降BBQは全くしていないので、是非またやりたいですね。

昔はよく家の前で1人で炭をおこして肉を焼いていましたが、現在はそんな事はできないのでやはり布引の滝などで行うのが良いと思います。

また近日、後編を更新します。

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