5/13(土)龍樹会 自らを損なわない動きと生き方

龍樹会

冒頭は身体の養い方の復習などで、鍼灸を受けながら運動を取り入れ、尚且つ食生活を見直すことであらゆる不調が改善するという研究データの話でした。

私の恩師も実は昭和40年代から提唱していたとのことですが、腸内細菌が健康の鍵を握っています。その当時はまだ腸内細菌について注目されていなかった時代なので、脳腸相関の話は世間や研究者の間でもマイナーなものだったそうです。

去年くらいから、わたし自身忙しくて食生活が乱れだすとモロに頭にダメージが来るような感覚があり、たとえば頭がボーっとしたり、処理能力に時間がかかるような感じがしていました。

ここ数週間、あらためて日々の食生活に旬の野菜を積極的にとりいれてグルテンを減らし、特定の添加物を避けることで、以前のような状態に戻り、頭が冴え渡るようになってきました。

やはりあらゆる病や鍼灸治療効果を高めるためにも、「食」の改善は必要があると自分の身をもって実感しました。

本日の龍樹会では、全身の調整を主に行いました。

身体の左右差などのチェックをきちんと行うことも大切なのですが、変形があると判別が分かりにくい事もあるので、注意が必要だと思いました。

軽い刺激で、こんなにも各関節の可動域が広がるんだ!と、驚きです。

後半は鉛直の動きの浮き上がる力を使って、相手を引き上げるというのを行いました。

身体を痛めるのは、反応点的に言えば内臓の炎症が引き金となりますが、そもそもなんの意識も持たず、自分の身体の動く範疇を越えて無理に動こうとするから身体に力が入ったり、変なクセや歪みがついてしまうんだそうです。私自身、日常生活や仕事で無理な体勢を続けた結果、身体中が歪みと痛みだらけになった経験があるのでこの話は妙に納得できました。

身体だけでなく心にも軸を持って生きれば、世の混乱や周囲に惑わされ自らを損なうことなく生きることができます。

武術では当たり前のことだそうですが、確かにその通りだと思いますし、普段生活していてこういった事を教えてくれる場は本当に限られていると思います。

誰もが好きなように、自分の思うように生きたいですし、その方が楽です。でも、それで人生がうまくいかないとしたら、やはり主軸になる部分がブレていたりズレているのだと思います。これも、気運的にも当てはまる部分があります。

最後に柔道についての解説もあり、なるほど!と思うことばかりでした。

次回は、5月20日(土)13:30〜の開催です。

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