日本人と中国人では、〈丹田〉の意識する位置が異なると、院長が説明していました。
その意識する部分の違いが、伝統衣装の帯の位置に反映している、という話がおもしろかったです。
民族の意識や文化的背景が生活上のあらゆる部分に表れますが、丹田と民族衣装の関係性は知らなかったので目からウロコでした。
鍼灸学生時代にも、丹田という言葉はよく東洋医学系の授業で出てきました。一般的には、〈関元〉というツボのことを指し、生命エネルギーの集まる場所です。
「インナーマッスルを鍛えると、丹田が鍛えられる!」という謳い文句をよく聞きますし、パーソナルトレーニングや介護予防運動としても丹田を使ったトレーニングは近頃よく用いられています。
個人的には、その運動を指導者が教える際には〈丹田〉を正しく理解して伝える必要性があると考えています。
なぜなら、〈丹田〉への意識の向け方・捉え方が1番重要なポイントだからです。
丹田に関しては、私よりも院長が詳しいので、気になる方は是非尋ねてみてくださいね。
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