ばね指

鍼灸

ばね指は、一般的には更年期の女性に多く、妊娠出産期の女性にも多く生じるとされています。

スポーツや指をよく使う職業の人、糖尿病、リウマチ、透析患者にもよく発生します。

母指(親指)、中指に多く、環指、小指、示指にもみられます。

外科手術自体は、比較的簡単なものだそうです。

しかし手術をしたからといって完全に痛みがおさまり、動きが元に戻るとは限りません。

保存療法では、急性期は安静・冷却・固定、落ち着くまでだいたい1か月はかかるとされています。固定は、伸縮性の包帯で簡単に巻くことができます。

慢性期はとにかく動かしていくことを意識しますが、状態が改善していくまでは結構時間がかかります。

私の祖母の場合は、昨年12月中頃に右手の親指の動きが悪くなり、痛みも出ていたので整形外科を受診したところ、骨に問題はなく「ばね指」と診断されました。

そして5〜6回の電気パルスを用いた鍼灸治療で完全に痛みも動きも改善され、年明けにはすっかり治ってしまったとのことです。このようにすぐ完治する場合もあれば、年単位で時間のかかる場合もあります。

ばね指は指の使い過ぎと認識されている事が多いのですが、中には要注意なものがあり、例えば中指のばね指は心疾患の前兆の疑いもあるとされています。

予防としても、日頃から簡単にできるセルフケアとしてのローラー鍼を毎日少しずつでも実践することです。

その時のポイントとして、心臓、肺の反応点部分へのローラーを重点的に行う事が大切です。

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