腰痛改善のためにこの季節心がけるべきこと

鍼灸

腰痛が最近悪化した、という患者さんがここ数日増えています。

中医的に考えれば腎陰不足や寒湿、冬土用期間(1月17日~2月3日)の影響と考えるでしょうが、反応点治療では内臓の不調と考えます。

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ちなみに、皆さんは寝る時はどんな格好で寝ていますか?

パジャマやフリース、スウェットなど人それぞれだと思いますが、なるべく汗を吸う吸水性の高い生地のものが良いです。

吸水性の高いものが◎

先日、主訴が腰痛の50代・男性患者さんにこの質問をしてみたところ、この真冬の季節でもTシャツ短パンの薄着で、尚且つ室温が低くて冷えた部屋で寝ているというのです。

ご本人は自分は暑がりなので全く問題ないと考えていたそうですが、睡眠時は体温が下がるため、薄着と室温には要注意です。

もちろん冷えだけが腰痛の原因とは限りませんが、これではいつ風邪をひいてもおかしくはない状態です。実際に、この季節は冷えや乾燥から上気道炎症を起こしやすく、そこから腰痛へ繋がる場合もあります。部屋の湿度にも注意してしっかりと暖かくするようにお伝えしました。

また、その方の食生活はほぼコンビニや外食で栄養の偏りが懸念されますし、病院が大嫌いなのでもうずっと病院にも行っていないとのことです。

下腹部にはっきりと反応もあるので年齢的に前立腺肥大症や泌尿器系疾患などの疑いもあるので病院の受診をお勧めしていますが、なかなか行く勇気が出ないようです。

数十年も病院で検査を受けていない上に、反応点もかなり広く大きく現れていたので、やはり内臓の不調を疑います。

腰が痛くても、原因は内臓にあるという事が皮膚に触れて分かるのが、反応点治療の良さでもあります。

もちろん、日々のローラー鍼・お灸を使って自分でできるセルフケアもあります。ちりも積もれば山となる、のように毎日の少しのケアが、大きな状態改善へと導くのです。セルフケアのやり方が分からないという方にも、取り組み方については詳しく説明させて頂くのでご安心下さい。

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