夜に眠れない原因は?

こころ

「夜、なかなか寝付けない」

「ただ、横になっただけ」

「眠れないまま、朝になってしまった」

「眠いのに眠れない」

「睡眠導入剤、安定剤がないと眠れない」

という方は、非常に増えています。

不眠症についての原因、反応点治療としてどう捉えるかはこちらに詳しく記載していますが、眠れない原因として誰にでも起こりうることについて、今回はお話します。

人間の脳は、実は1日に数万回も思考を繰り返しています。無意識のつもりでも、つい考え事をしてしまうのです。これが布団に入ってからも続くと交感神経優位になり、当然脳が休まる状態にはなりません。

日中に起きた出来事、例えばやり残したこと、思い残したこと、嫌なこと、ヒヤリとしたこと…etc. 布団に入ると、つい思い出してはしまいませんか?

考えるのを辞めようとしても、一度浮かんでしまうとなかなか頭から離れず、気になって眠れないものです。

では、こういった時はどうしたら良いのでしょうか?

 対処法として、「ノートやメモ帳に思い浮かんだことを書く」という手法があります。

例えば、やり残したことを思い出して眠れないとします。そんな時は、一旦内容を紙に書き綴るのです。書き方は箇条書きでも、何でも良いです。アウトプットする事で、頭の中ではゴチャゴチャになっていたことでも、実際に書いたものを見ることで自分で再認識・客観視ができます。そうすることで、ひとまず安心するのです。

写経すると心が落ち着くとよく言いますが、それと同じように書くことで精神安定をはかるのです。そういう意味でも、「日記を書く」という行為も非常に有効です。

パソコン、スマホでの入力よりも、実際にペンをとって書く方が、脳の活性化に繋がるのでおすすめです。

お金がかかるわけでもないし、今日からでもすぐに始められることですから、眠れない方はぜひ試してみてください。

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