妊活~不妊鍼灸、そして男女の相互間における悩み、メンタル面について触れていきます。
鍼灸の自己免疫力を整え、身体を強くして整える作用などが不妊に有効なのは、広く知られています。
龍樹鍼灸院の治療で用いている刺さない鍼・「ローラー鍼(小児鍼)」は、妊活~産後の不調や、赤ちゃんの夜泣きにまで使えるものです。赤ちゃん~高齢者まで老若男女問わず使える一生もののアイテムです。ローラー鍼は当院にも在庫を置いてありますので、ご購入希望の方はいつでも入手できます。
妊活では、器質的問題があれば病院での治療と併用して受けられる方もいます。機能的な部分に問題があれば、子宮内の環境=子宮内フローラが整う事を目指して治療をしていきます。今では病院で子宮内フローラの検査を行っている所もありますが、腸内細菌と同様に、細菌叢が注目され始めたのはここ数年の話です。
人間の思考・行動が腸内細菌叢に影響されているという事が近年分かってきましたが、そうなると子宮内の細菌叢も妊娠に大きく関与している、と考えられます。
妊活では子宮、卵巣、卵管部分の状態やホルモン値が注目されますが、肝臓や腸に出ている反応にも重点的に治療をしていきます。人間の身体は、臓器が単体で働いているわけではなく、それぞれが連携してはたらいています。
龍樹鍼灸院での治療も、頭~足先まで、全身の反応の状態を診て治療を進めていきます。治療と並行して、腸内細菌叢を整える食事を心がけるようにお伝えしています。
鍼灸の良さは、悩み・不調のある部分だけではなく、身体のトータルケアが出来る部分です。特に龍樹鍼灸院でベースとしている反応点治療的では、ホリスティックに心身全体的にアプローチが可能です。
不妊治療は女性だけではなく、当然男性にも関わるものです。ただ、不妊治療に協力的でなかったり、積極的に取り組まない男性が多いのも、事実です。
そもそも注射嫌い、病院嫌いという方は女性より男性に多い印象を受けますし、「もし精子に異常があったらどうしよう」という、男性としての尊厳を傷つけられるような気持ち・恐怖心などがあるために治療へ前向きになれないんだそうです。
もちろん不妊治療を受けたくない理由は人それぞれですが、まずは夫婦やパートナー間の関係性が良好であり、「愛」があることが重要とされています。某CMのキャッチフレーズを彷彿してしまいますが、何においても、そこに愛があるかどうか?です。ここでいう愛は、一般的に言う「愛している」「好き」「ラブ」だけではありません。
まさしく、院長が常々言う「愛なき行為は無に等しい」です。この話をすると物凄~く長くなるので、これは院長に直接聞いてみてくださいね!時間があるときに、少しだけこの内容についてブログで書こうと思います。
たとえ相手のことを100%理解できなかったとしても、思いやる気持ち、理解しようとする前向きな姿勢があるかor無いかでは、互いの関係性は変わってきます。妊娠・出産が不妊治療のゴール、と捉えている方が多いのですが、出産後に関係性が破綻するケースも少なくはありません。そうならないためにも、こころの在り方は非常に大切です。
~あとがき~
不妊に関しては「原因不明」のものもあり、必ずしも器質的・機能的部分の要素だけではないと私は考えています。不妊に対するエネルギー的な解釈も様々ですが、この場で書けないようなことも多いので、あえて割愛します。また、もちろん精神的な面も大きく関係します。不妊治療を続けているだけでも精神的負担は大きいのに、主人、彼氏、パートナーとの関係性がうまくいかなくなると、尚更つらくなる一方ですし、悩まれている方は非常に多いです。そんな時は一人で抱え込まず、いつでもメール・LINEなどでご相談くださいね。
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