私が定期的に受けている健康診断(肺レントゲン、血液検査)の結果は、数値的に特に問題はありませんでした。
しかし「隠れ糖尿病」などは、血液検査では分からない事があります。
隠れ糖尿病の場合、空腹時の血糖値は正常であっても、食後に血糖値が一気に跳ね上がります。ですから、通常の健診で行う空腹時血糖値やヘモグロビンA1c値では数値として出ないので、分からないのです。
食後に意識を失いそうなくらい眠くなる方は、要注意です。
私は以前、食後に倒れそうなくらいの眠気に襲われる事が、よくありました。食事内容に気を使うようになってからは、ほぼ無いのですが、当時は耐え難い眠気でした。
こういった症状は中医学的に言えば気虚、脾気虚となります。
私はLDLコレステロール、中性脂肪が低値に出ることが多いので、甲状腺機能亢進症や脂質異常症の疑いもあるかと思い3年前に検査をしましたが、特に異常はありませんでした。
コレステロールや中性脂肪は高値の場合が問題とされていますが、低値でも安心はできないのです。
あとは相変わらず洞性不整脈でした。洞性不整脈は心拍数は正常でありながら、脈拍が一定のリズムで出ていない状態のことを言います。この洞性不整脈は健常者にもよく見られるので治療が不要とされるケースが多いのですが、何か他の要因が重なった時に問題が起きる場合があるとされています。
健康診断の結果を疑いすぎて神経質になるのもどうかと言われそうですが、安心しすぎるのもよくはありません。
実際に行きつけの病院の医者も、「検査結果はあくまで目安だから、病気があっても全て数値として出る訳ではない」と話していました。
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