日本国内で梅毒の患者数が、男女共に急増しています。
幕末へタイムスリップした医師のマンガ・ドラマJIN-仁-でも、梅毒に関するストーリーがあり、梅毒なんてとうの昔の病気では?と思っている方も多いでしょう。
厚生労働省のコラムから引用
「日本で本格的にペニシリンが普及したのは戦後になりますが、1948年の梅毒感染者数は、約22万人でした。その後はペニシリンのお陰で感染者数はどんどん減っていき、1990年代に入ると年間1000人を下回るようになりました。しかしながら、現在は再流行期にあります。」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000180111.html
実際には、2022年に患者数が1万人を超えるペースで急増しているのです。
梅毒の詳しい動向データは、国立感染症研究所のページで閲覧できます。
日本の梅毒症例の動向について (2024年10月2日現在)
相関関係は定かではありませんが、これにはコロナ渦、マッチングアプリの普及などの影響もあるのではないかと思います。
梅毒の感染予防の基本としては、不特定多数との性交渉を避けることです。避妊具によって100%防げる訳ではありません。
15年くらい前の話ですが、梅毒にかかった知人男性に症状を聞いてみたところ、激しい痛みと共に緑色の尿が出て、最悪の経験だったと話していました。
若年者の感染が目立ちますが、老若男女問わず気をつけるべきでしょう。
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