最近は忙しくて更新が少し滞りつつあるのですが、「ブログにきちんとお伝えすべき事を書こう!」と心に決めていますので、遅れながらでも更新していきます。
さて、まずは10月28日(土)の龍樹会についてですが、膕(ひかがみ)によって股関節の力を抜いて動かすものや、足の裏面を地面に対して平行にして歩く、水鳥の足(言い方は様々あるそうです)などを学びました。
氷面を歩くのに、踵からおもいっきり着地しては、氷が割れてしまいます。
忍者の歩き方にもあるそうですが、踵からベタベタ歩くのでは敵に見つかってしまいますし、足裏に自然と意識を運んでフラットな状態にするのがポイントでした。
私は高校生の時に陸上競技部で競歩の種目が専門だったので、どうしても踵からズシン!と着地する癖が抜けなくて、苦戦しました。
その他にも腰を前屈・側屈させた状態で行う全身を使った動きもあり、私は翌日筋肉痛のようになりました。
つまり、日常生活の仕事・徒歩による移動で身体をたくさん使っているようでも、実はきちんと使えていない筋肉がたくさんあるということです。
11月4日(土)龍樹会では、にんにく灸教室での養生の話もあったので、まずはお灸によるケアを実践しました。背中は自分だとお灸をしにくいので、どうしても人にしてもらわないとケアができない部分でもあります。
おなじみのせんねん灸、熱感がじんわりと長く続くつぼ灸を使って、腰部へ施灸していきました。
お灸によるbefore &after、肌の毛穴、皮膚の質感などの状態変化を感じてもらいました。
その後は、28日(土)の時の復習、指のベクトルを生かした身体の使い方を実践していきました。
現代では誰もがスマホ・パソコンを使うので、指を酷使しすぎています。患者さんでも、安静時に指がこわばった状態の方がとても多いのですが、指に力を入れすぎず、自然な状態のベクトルで相手に力を伝える、というのが今回おもしろかったです。
今回の龍樹会で、私は数日前からの背中のこわばりがだいぶ改善されました。
セルフケア自体も当然大事ですが、やはり〈身体を無理なく動かす〉ということは必要だと改めて実感します。
次回は11月11日(土)13:30〜16:00開催です。
龍樹会へ見学ご希望の方、お気兼ねなくご連絡くださいね。
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