この日はHさんの猫背・巻き肩さん向けストレッチ解説から始まりました。
大胸筋・小円筋ストレッチなどの1人でも簡単にできるものは毎日すこしずつでも取り組んでいきたいですね。
その後は、ペアで行う股関節ストレッチでした。
他動的にしっかり動かして伸ばしてもらうと、気持ちが良いものです。
私は大腿四頭筋の柔軟性が低いので、太もものストレッチは結構痛かったです。
その後に気を活かしたストレッチ的な動きを行いましたが、ただ「伸ばそう」という意識で行うとかえって伸びにくく、気の流れに沿った方が楽に自然と伸びるということが体験できて面白かったです。これは身体の使い方の問題でもあるそうです。
また、身体の柔軟性というよりも筋肉の柔らかさによっては、糖尿病体質であるケースが多く、あまり好ましくない例もあるそうで目からウロコでした。柔軟性にしろ筋肉の硬さにしろ、なんでも柔らかい方が良いと思っていたのですが違うのですね。
身体がほぐれてきたところで、膕を意識した動作や、足を逆ハの字にした状態で横移動して相手に力を伝達するものを行いました。
言葉で書くと、なんだか説明がしにくいので、やはり是非参加して体感してもらいたいものですね。
ちなみに、前回10月7日(土)は顔の表情筋アプローチをペアになって行いました。
院長は左アゴの咬筋部分に硬いゴリゴリとした硬結があり痛そうでしたが、そういった硬結を取り除くことでアゴの開閉が楽になったり、睡眠の質改善にも繋がります。
龍樹会の後は、体調不良のIさんの治療でした。
急性胃腸炎のような症状と発熱があり、かなり辛そうでした。普段、低体温気味のIさんが36.7度あり、身体全体から熱が発せられているかのように熱かったです。その割に発汗している訳でもなく、下痢気味とのことで身体の水分調整がうまく働いていない可能性が高く、腹部にも顕著に反応がありました。
治療後は、少し楽になったようでした。
今回のIさんは、秋の今時期に多い胃腸症状にピッタリと当てはまりますね。小児科クリニックも、インフル・コロナだけでなく胃腸炎の子どもの来院が非常に多いです。
次回は10月21日(土)13:30〜16:00開催です。見学・参加ご希望の方はいつでもお気軽にお声がけください。
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