神戸市中央区・東遊園地にて開催されていたナイトピクニックも、11月で最終回を迎えました。
念願のディジュリドゥの演奏が聴ける!ということで、早速張り切って行ってきました。
実は私がディジュリドゥを知ったのは、10年以上前にUSENで流れていたGOMAさんの楽曲がキッカケでした。
身体の芯まで響き渡るような音が印象的で、誰の何の曲だったのか気になって仕方がなかったのですぐに調べました。それからというものの、ディジュリドゥの魅力にすっかりハマってしまいました。
1番好きなのは、アルバムEndless Wondererに収録されているWorrirers Revivalです。
実はこの曲を聴くと、一時期は週1で通っていた岩盤浴ほのかを思い出します。現在は足を運んでいないのでわかりませんが岩盤浴ほのかでは当時、こういった感じの曲が頻繁にかかっていましたね。
GOMAさんは交通事故で高次機能障害となった後、ディジュリドゥの演奏法を忘れてしまった事もあったそうです。
そして突然、緻密な点画を描き始めるようになり、リハビリを経て現在は演奏家・点画アーティストとしても復帰しています。
そもそもディジュリドゥってなに?と思う方も多いと思いますが、ディジュリドゥはオーストラリアの先住民族・アボリジニの楽器であり、世界最古の管楽器とも言われています。
写真は、ディジュリドゥ演奏家の櫻井武司さんです。ディジュリドゥの歴史についても触れていて、女性が吹いてはいけないと言われている理由、部族内での掟など、詳しい背景が知れて興味深かったです。
女性がディジュリドゥを聴くと、神からの妊娠の啓示を受けて子供を授かるという話もあり、それはディジュリドゥのもつ音の波動が関係するのでは、と勝手に考察しながら楽しんでいました。
私や一緒に行った方々も、「とても貴重なものが見れた!」と喜んでおられたのですが、院長にディジュリドゥの感想を聞いてみたところ、「演奏よりも、呼吸法が気になって仕方がない」と言い出すので、いやそこかい!と思わずツッコミましたが、院長らしいなと思いました。
ディジュリドゥの演奏を聴いていただくと、確かに一体どこで息継ぎしているの?と思ってしまいます。
呼吸法については「おそらくこうしているのでは」と、院長が少し解説してくれたのですが、詳細が気になる方は直接聞いてみてくださいね。
神戸ナイトピクニックの会場はイルミネーションが綺麗でキッチンカーもたくさん来ていて大いに賑わっており、来場者は比較的若者世代が多かった印象を受けました。
寒かったのでホットワインでも飲みたかったのですが、どの出店も大行列で人混みがすごかったので断念しました。
会場内をみんなでひたすら彷徨っていると、珍しいニュージーランドのクラフトビールを見つけて、いただきました。
飲み比べてみるとクセの強いものもありましたが、スッキリと飲みやすくて貴重なビールでした。
あと、名前を忘れてしまったのですがプレッツェルのようなビールの搾りかすでできたSDGsなおつまみも、写真を撮り損ねてしまいましたが美味しかったです。
お店のシールも貰っちゃいました。
雰囲気、グルメ、音楽鑑賞を楽しめたナイトピクニックでしたが、とにかくこの日は寒かったです。
ビックリするほど薄着で寒そうにしている若者達をたくさん見かけたので、「冷やすのは良くないよ!」と薄着の子を見る度に内心ずっと思っていて、そちらの方も気にかかってしまいました。
ディジュリドゥが観たい!という私のわがままに付き合ってくれた皆さん、本当にありがとうございました。
〜あとがき〜
お笑い芸人・真空ジェシカがディジュリドゥをネタにしたことで、文化盗用だ!神聖なものへ敬意を感じられない!と批判する声もあったようですが、それがきっかけで日本国内でのディジュリドゥの知名度があがったのではないかとも個人的には思います。
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