札幌市北区篠路町上篠路に「十軒」という地区があります。
南部盛岡藩士が10名この地域に入植したことが由来とされており、八卦により入植地を決めたという話があります。
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この詳細を知りたいので調べているのですが、郷土資料館や現地の図書館に行かないと分からないかもしれないですね。
いずれにせよ、士族がいかに八卦を重要視していたかという事が分かるエピソードです。
十軒には祖母の友人が住んでおり私も何度かお邪魔したことがありますが、たいへん静かな環境だった記憶があります。
ちなみに地元民が知る心霊スポットとされている場所があり、若い頃に訪れてみましたがただ野鳥の声が聞こえるだけの森でした。
そういったスポットは案外地元のあちこちにあり、中には確かに不気味に感じる場所もありますが、ほとんどがなんの変哲もない鬱蒼とした森や沼だったりします。
〜あとがき〜
羆による「札幌丘珠事件」とはまた別の、「十軒に羆が出た」という内容を以前本で見た記憶があったので再度確認中なのですが、これも分からずじまいです。
また、札幌には「二十四軒」「八軒」という地名もありますが、これは入植者の戸数ではなく村の移転・分散した戸数が由来です。かつては「十二軒」もありましたが、現在は地名としては消滅しています。
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