東洋哲学

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寒暖差と秋土用

他院での話ですが、一過性の脳梗塞で入院したり、過去の手術跡が細菌感染を起こして一時は生命の危機に直面していた、という高齢者が10月は非常に多かったです。 そのほとんどが、秋土用期間(2023年は10月21〜11月7日)に起きていました。 「...
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時間は存在しない?

ここ最近は合宿発表での資料作成やその他の原稿提出などが終わらず、毎日〆切に追われている状況です。 細かい修正などを加えていますが、なかなか完成までには辿り着けません。 スキマ時間に少しずつ作業をしているのですが、ただでさえ忙しい月末月初がと...
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2つの不運タイプ

不運の傾向は人それぞれで、細分化すると実に様々ですが、おおまかに分けて2つのタイプがあります。 そもそも、〈何を不運とするか〉という不運の定義は人によって違うので、結局は本人の捉え方や心の持ちようにはなってしまうのですが、今回はタイプとして...
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夏土用期間

今年は熱中症の症状がひどく、あらゆるケアを徹底していましたが、それでも参ってしまう程の暑さでした。 2023年は7月20日〜8月7日までが夏土用期間で、ちょうどその頃の日本列島は猛暑ということもあり、体調を崩された方は非常に多かったです。 ...
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厄祓い

実は「厄払いをした方が良いのか?」というのは結構多くの人が疑問に持ち、よく聞かれることが多いです。 「前厄、厄年だから色んな大変な事が起きた!」「最近、ツイていないことばかりなのは厄のせいに違いない。」という話は、実際よく耳にします。 その...
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無意識下の行動と家相

先日、院長が話していてなるほど!と思った家相の話です。 家相をざっくり簡単に説明すると、「人間は環境に影響を受けやすい」といった点を住宅内に取り入れ、活用したものになります。 元を辿れば中国から伝来した文化の要素が強いのですが、時を経て日本...
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神戸は吉相?(後編)〜災害との関連と考察〜

「神戸が吉相だとしたら、何故震災は起きたのか?」「吉相なら、災害は起きないのでは?」といった疑問が湧いてきますし、そういった質問をされることもあります。 地震を単に〈偶発的に起きた活断層のエネルギー放出によるもの〉と考えればそれまでですが、...
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神戸は吉相?(前編)〜六甲山系からの水脈〜

世界に類を見ない程、地理風水哲理に沿って建設された風水都市・京都。 これは誰もが周知のことですし、江戸城の結界や、地図上の特定の神社を線で繋げると五芒星になるレイラインの話などもご存知の方は多いかと思います。 歴史的に見ても、古来から建立場...
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実践における顕現差と保気

「何名かが同じように実践を積んでも、なぜ結果に大きく違いが生じるのか?」  これをずっと疑問に感じながら過ごしてきました。 あくまで気学の話なのですが、これは他の分野でも共通することです。 もちろん、環境や歩んできた人生の土台が人それぞれ違...
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インドのブリハットサンヒター(占術大集成)

ブリハットサンヒターは、インドのマディヤ・プラディーシュ州ウッジャイン出身の天文学者・占星術師のヴァラーハミヒラ(505〜587年)によるものだそうです。彼はアバンティ国の宮廷占星術師も務めていました。 前兆、樹木の医学、鉱石、神殿の寸法な...