スタッフ

院長 内山健三

 父が道場を営む家に生まれ、もともと幼少期から身体が弱かったこともあり、父からの教えで身体を整えることが日々の鍛錬で養われました。しかし、周りを見渡すと年齢と共に不調や病で悩む人がいるのは何故だろうと、子供ながらに常に感じていました。

 その後、答えを求めて成長を重ねた時に、導かれ出会ったのが恩師でした。師からは武術、気功、心法などにふれることができ、さらにその師のご縁で、カイロプラクティックの学校に通いながら自然食品の会社で働くことで、視野を広げることができました。

 そして身近な人の死、病気に出会い、より救い・至善の道を求めるようになり、気や心の鍛錬へと入り、長年気の修行と研究・指導を数十年間行なってきました。

 しかし、世に働きかけようと思うと医療として学ぶ必要性があると思い、東洋医学の国家資格である鍼灸の道に入りました。鍼灸学校では、さらに素晴らしい師に出会うことにより、自分の進むべき道が見え、この度開業することとなりました。

 一人一人が自分自身を守り、手に届く身の回りの人を守ることで、全ての人が守られます。その一手をお互いに差し出しあえる場として、龍樹鍼灸院を新神戸に開かさせていただくことになりました。気を養い、心身を磨き共に歩んでいきましょう。


代表・副院長 佐渡美帆 /鍼灸施術管理者

北海道で祖父母が農家を営んでおり、自然や畑の野菜に親しみながら育ちました。小学生の頃は後を継ぎたいと考えていましたが反対され、祖母の「自然は簡単ではない」のこの一言に、子供ながらに大自然の厳しさを実感し、畏怖の念を抱きました。

 人生の大きなターニングポイントは、幼少期に父が肺がんで他界したことです。普段は元気ハツラツに過ごしていても、子供ながらに人の死や病に関して深く考えることが多かったです。

 そんな背景から、家族も健康に対する興味は人一倍高かったように思えます。あらゆる自然食品を日常生活に取り入れ、健康に関する興味や意識は物心つく前から芽生えていました。

 学生時代はひたすらバスケ・陸上の部活動に打ち込んだ日々で怪我が多く、鍼灸整骨院に頻繁に通っていたため鍼灸はとても身近なものでした。

 大人になってからは仕事で激務の日々が続き体調を崩し、健康の大切さを改めて実感しました。「多忙でもあれだけ健康に良いことをしていたはずなのに、何故?」と、ショックを受けました。その時、あらゆる部分で物質・非物質的な面での意識付けやケアが、重要なのだと気が付きました。

 自分自身を見つめ直さなくてはと思っていた矢先、お世話になっている方のご縁で恩師に出会い、東洋哲学・医学の思想にどんどん感化されていきました。先生の元では東洋哲学の実践だけではなく、気の活用、食に関する知識、瞑想など、学校では教わらない様々な分野を学ばさせていただき、目に見えない部分の重要性を認識しました。

 そのうち、健康や病だけではなく、人生におけるあらゆる幸・不幸の先天・後天的要因に興味関心を持つようになりました。恩師の影響もあり、次第に人間のバイオリズムの不沈とその因果関係の研究を続けたいと思い鍼灸師兼鑑定家を志しその礎として関西へ移住し、神戸東洋医療学院へと入学しました。

 こういった様々な背景と共通言語があったために鍼灸学校でクラスメイトであった内山院長とはすぐに意気投合し、お互いの話すことや体験が、非常に腑に落ちました。

 鍼灸学校で学びを進めていくうちに、当初は東洋思想にばかり目を向けていましたが、並行して西洋的な部分をきちんと学ぶ必要性を、ひしひしと実感しました。


開業に至るまでご支援や応援をしてくださった方々には、心から感謝を申し上げます。これまで鍼灸師として人々の健康づくりを自らの使命として過ごしてきました。今後はさらに地域の方々の心身調和に向けて積極的に活動をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

 この場で書ききれないことは、ブログで日々更新していきます!役立つ情報満載なので、是非アクセスしてみてください。

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