PTSD 

過去の嫌な出来事を思い出してしまう、

急に涙ぐんでしまう、 イライラがおさまらない、些細なことで怒ってしまう、眠れない…

このような症状は、PTSDかもしれません。

どうにもできないと諦めたり、放っておいても、良くなる兆しは見えず、しんどくなる一方です。

良い日常生活を送れるように、早めに鍼灸治療で共に改善していきましょう。


PTSDとその原因

PTSD(Post Traumatic Stress Disorder :心的外傷後ストレス障害)は、死の危険、それと類似する体験、強い恐怖、大きなショック、トラウマになる圧倒的な出来事に直面した後、その体験の記憶が自分の意志とは関係なくフラッシュバックのされ、悪夢に見たりすることが続き、不安や緊張が高まり、つらさのあまり現実感がなくなる状態です。

PTSDは決して珍しいものではなく、精神医療においてはよくみられるものです。 

代表的な症状として「フラッシュバック」が知られていますが、実はそれ以外にもさまざまなものがあります。


PTSDの鍼灸治療

アメリカでは、PTSDを患った退役軍人に対して鍼灸治療が盛んに行われています。

PTSDは、五感が過剰に刺激されると起こりやすいと言われています。

当院では、耳、鼻、のどの頭部の反応を重点的に治療し、さらに肝臓の反応点をしっかりと施術します。頭部や内臓の不調がストレスとなり絶えず脳へ情報として送られることで、脳がその情報を処理しきれなくなり、症状があらわれます。つまり、継続される自ら自覚のできないストレスが、身体の不調を引き起こすのです。その自覚できないものとして、平衡感覚があります。

他の感覚と違って認識する領野がなく、反射性に調節されるために不調に気づきにくい感覚です。その不明瞭なストレスが脳にかからないよう、特に内耳点には着目します。

内臓を丈夫にし、感覚器を健康にすることで、内臓や感覚器からクリアな情報が伝わるようになり、自律神経系も整います。優しいソフトな皮膚刺激が体に働きかけ、身体の整う力を育つよう、促していきます。

反応点治療と並行してセルフケアを行うことで、身体の内面からつらい症状を改善し、自信を持てる身体づくりを目指しましょう。

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